サルノコシカケ(猿の腰掛)は、ブナの立ち枯れ木や梅の老木などにつくヒダナシタケ目サルノコシカケ科のキノコです。
半円形をして密集した姿を、サル(猿)が腰かける椅子に見なして名前がつけられました。
トチの木やニレの木、ナラの木、主にブナの木などの広葉樹に発生する
ブナサルノコシカケやコフキサルノコシカケ、梅の木に発生するウメサルノコシカケなどがあります。
またサルノコシカケの仲間には、レイシ(霊芝)と呼ばれるマネンタケや、
アガリスク、メシマコブなどがあります。
一般名:サルノコシカケ(猿の腰掛)
学名:Polyporaceae
別名:Polypore
分類名:菌界担子菌門菌じん綱ヒダナシタケ目サルノコシカケ科
分布 環境:山中のブナの枯れ木や梅の老木
発生期:一年中 形:半円形
表色:灰褐色(ブナサルノコシカケ)、茶褐色(コフキサルノコシカケ)
裏色:白っぽい(ブナサルノコシカケ)、茶黄色っぽい(コフキサルノコシカケ)
中身の色:黄土色(ブナサルノコシカケ)、赤茶色(コフキサルノコシカケ)
用途:民間療法では、煎じて飲むと免疫力がつき癌や万病に効くとされます。
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