カラテアとは中米〜南米を原産とするショウガ目クズウコン科カラテア属の非耐寒性・耐暑性常緑多年草です。
草丈は30〜100cmで、葉模様が美しいので観葉植物として用いられます。
葉の付け根から伸びた花茎の先端に花穂を付けます。花穂には、苞と呼ばれる葉の一部が密生し花のように見えますが、実際の花は苞の間から覗く小さいものです。通常のカラテアの花は左程美しくないので観賞用とはされません。
日照は明るい日陰を好みます。カラテアには150種ほどの品種があります。
カラテア・ロエセネリ(Calathea loeseneri)とは、カラテアの1種で、ペルー、エクアドルなど南米北部が原産地です。
葉形は長楕円形をしています。
花のように見えるのは花被片(苞)で、白地に薄桃色のものと、Dark Red Flowerと呼ばれる白地に紫紅色のものがあります。
いずれも苞の間から小さな白花を咲かせます。
カラテア・ロエセネリの花(実際は苞)の感じはウコンと似ています。
一般名:カラテア・ロエセネリ(Calathea loeseneri)
学名:Calathea loeseneri
分類名:植物界被子植物門単子葉植物綱ショウガ亜綱ショウガ目クズウコン科カラテア属
原産地:ペルー、エクアドルなど南米北部
葉形:長楕円形 葉縁:緩く波打つ
開花期:8月 花色:白
タイプ1:葉色:明緑色地に薄黄の縞模様 花穂色:薄黄緑 萼色:白地も薄桃色
タイプ2(Dark Red Flower):葉色:緑色地に薄緑の縞模様 花穂色:紫紅色 萼色:白地も紅色
●カラテアの仲間
カラセア(Calathea)の仲間たち
■関連ページ
カラセア・ロエセネリ(Calathea loeseneri)
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カ行の花図鑑
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