イチモンジセセリは、チョウ目セセリチョウ科セセリチョウ亜科イチモンジセセリ属の昆虫です。
蛾のように見えますが、地味な蝶です。
体色は茶色地で、後肢の裏側にある白斑が一文字模様に見えることから名前が付けられました。
夏〜秋、本州から四国、九州、沖縄で、公園や庭、山野でも見られます。
成虫は花の蜜を吸い、栄養にします。
イネ科の植物に産卵し、2日で卵から孵化した幼虫は葉を食べ巣作りし繭を作って蛹になり、羽化して蝶になります。
外的はアブなどです。
似たものにチャバネセセリがいますが、後肢裏の白紋は小さな円形の点なので見分けられます。
一般名:イチモンジセセリ
学名:Parnara guttata
分類名:動物界節足動物門昆虫綱チョウ目(鱗翅目)セセリチョウ科セセリチョウ亜科イチモンジセセリ属
別名:イネツキムシ、イネツトムシ
分布:本州〜沖縄の日本 環境:公園、庭、高原等、至る場所
全長(前翅長):15〜20mm 体色:茶色地で後肢に白斑が一文字模様に見える 活動期:8〜10月 産卵数:年に2回 幼虫の体長:35mm 幼虫の頭形:長楕円形 幼虫の頭色:淡褐色地に濃褐色の斑模様 幼虫の食べ物:イネ(稲)、ススキ(薄)、ヨシ、エノコログサ 成虫の吸蜜対象:ワダン、トベラなど 敵:アブ
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