エゾボラモドキ(蝦夷法螺擬) とは、赤バイ貝という流通名で知られる吸膣目エゾバイ科エゾボラ属の巻貝です。
貝殻は薄赤茶色で表面に突起はありません。
唾液腺にテトラミン毒があるので取り除いて食べないとめまいや嘔吐、脱力感などの食中毒を起こします。
調理前に適切に除去すれば食用となります。テトラミン毒は加熱しても効果はありません。
ちなみに、白バイ貝という名で知られるのは、エッチュウバイ(越中貝)で、
どちらかと言うと味は白バイ貝の方が良いです。
一般名:エゾボラモドキ(蝦夷法螺擬)
学名:Neptunea intersculpta
別名:赤バイ貝(流通名)
分類名:動物界軟体動物門腹足綱吸膣目エゾバイ科エゾボラ属
生息分布: 環境:深海
殻長:15cm 殻径:5cm 貝形:螺旋状の巻貝 殻表面色:薄茶
食性:肉食
調理方法:刺身、煮貝、焼貝
特記:唾液腺にテトラミンがあり食中毒の原因物質となっています。
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