トネアザミ(利根薊)とは、秋、関東、中部などの山野で普通に見られる赤紫色をした
キク目キク科アザミ属の多年草です。
特に、利根川流域に多く見られるので、その名が付けられました。
葉は細長い楕円状で披針形をしており、葉縁は深裂するものや、浅裂するものなど多様ですが、
棘が長く出ており触ると痛いです。
頭花は総状に付き濃紅色の蕾を付け、開花後は淡紅紫色となり、盛りを過ぎると脱色し白くなり、
羽毛が飛散した後は、茶色に変化します。
花の向きは、横向きか、茎が倒れている場合は上向きに咲きます。
一般名:トネアザミ(利根薊)
学名:Cirsium nipponicum var. incomptum
分類:植物界被子植物門双子葉植物綱キク目キク科アザミ属
別名:タイアザミ(泰薊)
原産地:日本
分布:本州(関東や中部、近畿)の太平洋側
環境:山野
草丈:1〜2m 花色:赤紫・青紫 花径:3cm 開花期:9〜11月
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