エゾヒグマ(蝦夷樋熊) とは、北海道にのみ生息する
食肉目クマ科クマ属の地上最大の肉食獣で、その強靭さは シロクマ(白熊)と並び称されます。
全身を黒くて硬い体毛で覆われています。
日本にいるクマには、他に、ツキノワグマがいますが、ヒグマはツキノワグマより大きく、
筋肉が発達しており、性格が激しいです。
雑食性で、エゾジカ(蝦夷鹿)などの動物や、サケ(鮭)等の魚の他、
ヤマブドウ(山葡萄)などの木の実や、昆虫、小桑などの植物など何でも食べます。
冬に土中や木の窪みで冬眠しますが、その前に食料を胃に溜め込んでおく必要があるため、
山中の動物や植物を食べますが、不足する場合には人里に下りてきて人を襲うことがあるので危険です。
●ツキノワグマと蝦夷ヒグマ
日本にはツキノワグマと蝦夷ヒグマが生息しています。両社の特徴は、
ツキノワグマ(月の輪熊)は本州に生息し胸に月の模様があるのが特徴です。
蝦夷ヒグマはツキノワグマより大きく北海道に生息します。
蝦夷ヒグマは体の大きさや強さから地上最強の肉食獣と言われます。
一般名:エゾヒグマ(蝦夷樋熊)
、学名:Ursus arctos yesoensis
、分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門哺乳綱食肉目イヌ亜目クマ科クマ属
、別名:ヤマオヤジ(山親父)、アカグマ(赤熊)、Hokkaido Brown Bear、Ezo Brown Bear
、分布域:北海道 生息地:森林
、体長:200cm 体重:300kg 体色:黒・褐色
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