ナガレヒキガエル(流蟇蛙、学名:Bufo torrenticora)は、日本固有種で本州中央部に生息するカエル目ヒキガエル科ヒキガエル属ナガレヒキガエル種の大型のヒキガエルです。
近くに渓流がある低地から高地の森林内で生活しています。
体長は9〜12cmで雌は雄より3回り程大きいです。背側は深緑色地に白い縞が入り、腹側は黄色です。
食べ物は、昆虫やミミズ(蚯蚓、 Eisenia foetida)、サワガニ(沢蟹、学名:Geothelphusa dehaani)等の甲殻類を食べる肉食性で、長い舌で捕らえし丸呑みします。
春に繁殖期を迎えますが、通常のカエルは流れの穏やかな場所で産卵しますが、本種は渓流で産卵します。
足や指が長く、口が大きく岩場に吸着できるよう渓流での泳ぎに最適な形状をしています。
一般名:ナガレヒキガエル(流蟇蛙)、学名:Bufo torrenticora、分類名:動物界脊椎動物門脊索動物亜門両生綱カエル目(無尾目)ヒキガエル科ヒキガエル属ナガレヒキガエル種、別名:Japanese Stream Toad、分布:本州中央部 環境:近くに渓流がある低地から高地の森林内、体長:9〜12cm(雌は雄より3回り程大きい) 体色:深緑色地に白縞(背部)、黄色(腹部)餌:昆虫や、ミミズ(蚯蚓)、サワガニ(沢蟹、学名:Geothelphusa dehaani)等の甲殻類、など肉食性 外敵:鳥類、哺乳類繁殖期:3〜5月 産卵期:4〜5月 産卵場所:渓流の滝壺等の中 卵色: 冬眠の有無:、冬眠場所:、鳴き声:クックック、備考:足や指が長い。岩場に吸い付ける大きな口。長い舌で捕食し丸呑み。鼓膜は不明瞭。
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