コスズガモ(小鈴鴨) は、カモ目カモ科ハジロ属コスズガモ種の小型の鴨です。
越冬は北中米大陸北部で、繁殖は北米大陸で行う渡り鳥です。
海より、淡水域を好みます。
雌雄ともの虹彩は黄、嘴は灰青色で先端部に黒斑があります。
雄は、頭部・胸部・下尾筒が黒、背は白地に波状横斑があります。
雌は、身体全体が黒褐色をしています。
食べ物は植物食を好む雑食性です。
普段は千羽単位の大集団で生活します。
繁殖期は初夏〜夏、巣を草むらや水面に作り、10個程の卵を産みます。雛は25日程で成長します。
スズガモ(鈴鴨) と似ていますが、
コスズガモは、スズガモより一回り小さく、後頭部が絶壁、頭の光沢が紫色で嘴の先端の黒斑が小さい。
また、
キンクロハジロ
と似ていますが、キンクロハジロの背中は黒い
一般名:コスズガモ(小鈴鴨)
学名:Aythya affinis
分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門鳥綱カモ目カモ科ハジロ属(Aythya)コスズガモ種
別名:Lesser Scaup
生息分布:越冬は北中米大陸北部→繁殖は北米大陸 環境:淡水域、営巣は草むらや水面
全長:40〜42cm 翼開長:65〜75cm
【雄】 虹彩色:黄 嘴色:灰青色で先端部に黒斑 頭部〜胸部色:焦茶〜黒
背色:白地に波状横斑 下尾筒:黒 備考:スズガモとと似ているが頭と背の色が違う 嘴色:灰青色で先端部に黒斑
【雌】 虹彩色:黄 嘴色:灰青色で先端部が黒 身体全体:黒褐色
食べ物:植物食を好む雑食性 行動:昼夜 採食方法:潜水して貝殻ごと丸呑み
繁殖期:5〜7月 社会生活:千羽単位の大集団 一度に雌が産む卵数:10個程 育雛:雌 雛の成長:25日
鳴き声:「クッ」
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