スズガモ(鈴鴨)とは、カモ目カモ科ハジロ属スズガモ種の小型の海鴨です。
虹彩は黄色、嘴色は灰青色で、体色は雌雄異色、夏冬異色です。
雄は、頭部〜胸部色が黒で、頭部に緑色の光沢があり、
背は白地に黒く細い波状斑、尾筒は上下とも黒です。
雌は、身体全体が茶褐色で、嘴の基部に白斑があります。
スズガモという名前は、羽音が鈴音に似ていることからつけられました。
スズガモ(鈴鴨) と
コスズガモ(小鈴鴨) は似ていますが、
コスズガモは、スズガモより一回り小さく、後頭部が絶壁、頭の光沢が紫色で嘴の先端の黒斑が小さい。
また、
キンクロハジロ
と似ていますが、キンクロハジロの背中は黒いです。
一般名:スズガモ(鈴鴨)
、学名:Aythya marila
、分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門鳥綱カモ目ハジロ属カモ科スズガモ種
、別名:Greater Scaup
、生息分布:越冬:欧州北部〜中国、北米西部&東部→繁殖:北米大陸やユーラシア大陸 環境:海岸
、全長:40〜45cm 翼長:20〜22cm
【雄】 虹彩色:黄 嘴色:灰青色 頭部〜胸部色:黒(頭に緑色光沢)
背色:白地に黒く細い波状斑 尾筒:上下とも黒
【雌】 虹彩色:黄 嘴の基部色:白い斑 身体全体:茶褐色
食べ物:貝類 行動:昼夜 採食方法:潜水して貝殻ごと丸呑み
繁殖期:5〜7月 社会生活:一夫一婦制 一度に雌が産む卵数:6〜11個
育雛:雌 雛の成長:40から45日
鳴き声:「ガー」
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スズガモ(鈴鴨)
京都市動物園の鳥(2009年11月22日)
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