別名:Snowy Owl
シロフクロウ(白梟) とは、スカンジナビアなどのツンドラ地帯に住む
フクロウ目フクロウ科ワシミミズク属シロフクロウ種の大型のフクロウです。
名前にシロとつきますが、白いのは雄の成鳥で、雌や若い雄鳥は白地に黒っぽい細い縞模様が多数あります。
雌は雄より一回り体が大きく、番になると仲睦まじく終生連れ添います。
白夜の北極圏で、餌となるレミングを狩猟するため、明るい日中でも活動します。
越冬のため冬は亜寒帯に南下し、稀に北海道でも見られます。
英国の児童書「ハリーポッター」で主人公のハリーが飼っている鳥としても知られます。
一般名:シロフクロウ(白梟)
学名:Bubo scandiacus
分類名:動物界脊索動物門鳥綱フクロウ目フクロウ科ワシミミズク亜科ワシミミズク属シロフクロウ種
別名:Snowy Owl
分布:ユーラシアや北米の北極圏 環境:ツンドラ地帯、湿地等の開けた場所
全長:50cm(雄)〜60cm(雌) 体重:1.6Kg(雄)、1.7Kg(雌)
翼開長:140〜160cm
体表色:白(雄の成鳥)、白地に黒っぽい細い縞模様(雌、若い雄)、灰色っぽい(幼鳥)
足:足先まで羽毛が生えている。
眼の虹彩色:黄 嘴色:黒
行動:他のフクロウは夜行性だが、本種はスカンジナビアの白夜に生息するため明るい日中も行動する。
食性:レミングなど小型のネズミ類、カモなどの鳥類
営巣:フクロウでは珍しく地上に巣を作る。 繁殖場所:北極圏
越冬期:ユーラシア大陸や北米大陸、稀に北海道に飛来。
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ズーラシアの花2
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memo
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すやすやおねむ
シロフクロウ♀(白梟)
多摩動物公園で、2010年1月17日
シロフクロウ♀(白梟)
江戸川動物園で、2011年1月30日
「ども、シロフクローです。」
「ゴマフクロウじゃないよ。」
「ゴマフアザラシでもない。
たおやかな雌のシロフクロウです。
大人の雄だけがほぼ真っ白なんですよ。」
「私が、成鳥の雄のシロフクロウです。」
「『西洋で昔、王様が羽織ってたようなマントですね』とよく言われるんです。」
「ふんわり柔らか温か仕上げ。できるものなら、あなたにも
1着進呈したいところですのぅ...。ホウホウホウホウ。」
「どもっ、アップだと照れるなぁ。」
シロフクロウ(白梟)
、市川市動植物園で、2009年6月13日
「市川市動植物園の鳥」のページ
「ちなみに、わたしが、
ゴマフアザラシ
です。よろしく!」
地上が好きです。
シロフクロウ(白梟) 上野動物園で、2003年6月29日
シロフクロウ(白梟) ズーラシアで、2003年6月22日
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