イスズミ(伊寿墨)は、スズキ目スズキ亜目イスズミ科イスズミ属の海水魚です。
体形は平たく体高があります。背中は青っぽく、腹部は銀白色をしており、体側の黄褐色の細い縦線が目立ちます。
目の前後や鰓孔にも黄色い帯があります。
日本では本州関東以南の浅海の岩礁に群れで生息しています。
藻を食べる植物食性の魚であり磯が焼ける原因の一因となり、藻が夏場は腐るのでそれを食べるので身が磯臭くなり食用としてはあまり好まれません。
ノトイスズミ(能登伊寿墨)と似ていますが、ノトイスズミは全体的に茶褐色をしており、体側や目の前後、鰓孔の黄色い線は目立ちません。
また、イスズミは、メジナに似ていますが、
メジナほど美味しくないので倦厭されがちな魚です。
一般名:イスズミ(伊寿墨)
一般名:Kyphosus vaigiensis
分類明:動物界脊索動物門脊椎動物亜門条鰭綱スズキ目スズキ亜目イスズミ科イスズミ属
別名:いずすみ、きつ(高知)、Brassy chub(ブラッシー・チャブ)
分布:本州関東以南の日本、インド、西大西洋
環境:浅海の岩礁
体長:70cm 体形:平たく体高がある
体色:銀白色で黄褐色の細い縦線が目立つ 背色:青み 腹部:銀灰色
■関連ページ
イスズミ(伊寿墨)
マウイオーシャンセンター(Maui Ocean Center、2001年8月20日)
マウイの水族館
ノトイスズミ(能登伊寿墨)
城ヶ崎海岸 磯釣り(2008年10月4日)
釣りカレンダー
魚図鑑
麹町便り
memo
|