別名:Dolphinfish、マヒマヒ(ハワイ語)
シイラ(粃) とは、スズキ目スズキ亜目シイラ科シイラ属の大型の海水魚です。
シイラ属は1属2種のみで構成されます。
暖かい海の表層を群泳し、漂流物に付く習性があります。
成長が早く1年で40cm程伸張し、最大で200cmに達します。
左右に側扁し、成長した雄の額は張り出して角ばっています。
体色は変わりやすく、存命中は背側が鮮青色、体側は金色で黒小斑があり、腹は黄色っぽく尾鰭は黄色。
興奮すると全身金色になります。釣り上げられると体側は青や金色になります。
死後は急速に黒っぽくなります。
食性は小魚や軟体動物を食べる肉食性です。
食用魚となる白身魚で、夏が旬です。
ハワイではマヒマヒ(Mahi-mahi)と呼ばれ、刺身やソティなどにされる定番高級魚です。
活きの良いときは刺身や寿司にでき、その他の調理法方にはバターソティやフライ、塩焼きなどがあります。
魚卵は煮卵で食べます。
傷みが早いことや、粃と言われるほど身が薄いのが難点です。
引きが強いので、釣り魚として人気があります。
一般名:シイラ(粃)
学名:Coryphaena hippurus
別名:Dolphinfish、マヒマヒ(Mahi-mahi、ハワイ語)
分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門条鰭綱スズキ目スズキ亜目シイラ科シイラ属
生息環境:世界中の暖かい海 環境:沖合いの表層(成魚)、磯の表層(幼魚)
全長:〜200cm(成長が早い)
体形:左右に側扁
体高:高い 額:凸(♂)
体色:背側は鮮青色で体側は金色で黒小斑があり腹は薄黄色、尾鰭は黄色(存命中)
→全身金色(興奮時)→側面青、体側は金色(釣り上げ後)→黒っぽくなった(死後)
尾鰭形:二叉 繁殖方法:産卵 産卵期:春〜夏
食性:カタクチイワシやトビウオなどの魚や、イカなどの軟体動物を食べる肉食性
食用の可否:可(ただし、傷みが早い) 旬:夏
調理部:身、卵巣
調理方法:身は白身で刺身や寿司、バターソティ、フライ、塩焼きに、卵は煮卵に
用途:食用、釣り魚
習性:漂流物に付く
特記:1属2種のみ
●関連ページ
シイラ(粃)
城ヶ崎釣り(2011年10月16日)
memo(2011年10月17日)
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寿司図鑑
釣りカレンダー
memo
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泳ぐシイラ
宇佐美港キス釣り(2013年7月21日)
磯に、背色が鮮青色で、尾鰭が黄金色の魚が接近したので釣り上げたら、
シイラだった。
「不覚じゃった」 by シイラ
身の厚みは思いのほか、薄い
深い尾鰭の切れ込みは泳ぎが得意な証拠
背鰭や体側上部は青いが、
興奮すると金色になるらしい。
調理前、表情が怖い。
絶命後、体色は退色
黒っぽくなりました。
シイラ
城ヶ崎釣果、2011年10月16日
シイラと イナダ の刺身
右下の白っぽい切り身がシイラ、左上の赤っぽい切り身はイナダです。
シイラのソティ
釣果(2011年10月16日)の調理例 2011年10月16日
シイラ切り身 2013年5月30日
シイラ握り寿司
伊東の寿司屋で、2013年5月25日
シイラ落書き 2013年6月3日
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