ミノカサゴ(蓑笠子)とは熱帯の海に生息するカサゴ目フサカサゴ科ミノカサゴ属の魚です。
北海道南部以南、西太平洋の沿岸の岩礁域に生息します。
蓑を着たようにふわふわしている背鰭と胸鰭の中に鋭い棘を隠しており刺されると危険です。
ハナミノカサゴ(花蓑笠子)
と 、
ミノカサゴ(蓑笠子)
はよく似ています。
違いは、
ハナミノカサゴの尾鰭や背鰭、尻鰭には小黒点がありますが、ミノカサゴには無く透明です。
ハナミノカサゴの顔の目上には長い皮弁がありますが、ミノカサゴの皮弁は短い。
ハナミノカサゴの顎の下には模様がありますが、ミノカサゴには無く白いです。
一般名:ミノカサゴ(蓑笠子)
学名:Pterois lunulata
分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門魚上綱硬骨魚綱カサゴ目フサカサゴ科ミノカサゴ属
別名:Butterfly fish、Luna lionfish
生息分布:北海道南部以南、西太平洋の沿岸 環境:岩礁域
全長:25cm 体形:鰭が蓑状 棘:強毒
繁殖:卵生 産卵期:8月
食味:普通 用途:水族館などで観賞用、あまり食用としない 調理方法:唐揚、煮付け
●関連ページ
ミノカサゴ(蓑笠子)
東京都板橋区立熱帯環境植物館の魚(2010年7月4日)
熱帯魚図鑑
魚類図鑑
麹町便り
memo
|