ナガレメイタガレイ
(流目板鰈)

【かぎけんWEB】
ナガレメイタガレイとはプカレイ目カレイ科メイタガレイ属の日本固有種のカレイです。
別名：化けメイタ

ナガレメイタガレイ（流目板鰈） ナガレメイタガレイ ナガレメイタガレイ

ナガレメイタガレイ（流目板鰈）　とは、日本固有種のカレイ目カレイ科メイタガレイ属のカレイです。 横方向に平べったい菱形の体形で、横幅のように見える体高が高く鰈の中では肉厚がある方です。 両目が体の同一面にあり飛び出しているのでカエルの顔のように見えます。 体表色は目のある側（有眼側）は茶褐色地に不定形な黒色斑紋が散らばっており、 目のない側（無眼側)は白くて綺麗です。 体表面にはぬめりがあり、細かい鱗があります。 身は白身で食用となります。
ナガレメイタガレイはメイタガレイ（目板鰈）　とは別種です。 メイタガレイは本メイタ、ナガレメイタガレイは何故か化けメイタと呼ばれます。 調理方法では、メイタガレイは身が締まっているので刺身にされますが、 ナガレメイタガレイは残念ながら、身が柔らかく刺身に向かないとされ煮付や唐揚にして食べられます。

一般名：ナガレメイタガレイ（流目板鰈）
学名：Pleuronichthys japonicus sp. nov.（プレウロンイクチス・ジャポニクス）
別名：化けメイタ
分類名：動物界脊索動物門脊椎動物亜門魚上綱硬骨魚綱カレイ目カレイ科メイタガレイ属
分布：北海道以南の日本沿岸　環境：水深150m以浅の砂泥底　
全長：30cm　雌雄：雌の方が大きい　体形：菱形　
体表色：茶褐色地に不定形な黒色斑紋が散らばる(有眼側、目のある側)→、 白(無眼側、目のない側)　体表面：ぬめりがある　
食性：ゴカイや小さな甲殻類などを食べる動物食　
産卵期：秋〜早春　
特徴：カエルのように飛び出た両目の間には2本の棘状突起がある。　

●関連ページ
ナガレメイタガレイ（流目板鰈）　 メイタガレイ（目板鰈）　 カレイ(鰈)　 魚図鑑　 食べ物図鑑　


ナガレメイタガレイ（流目板鰈）
ナガレメイタガレイ（流目板鰈）
危ないので目と目の間はお魚屋さんで処理してくれています。

メイタガレイ（目板鰈、目痛鰈）
ナガレメイタガレイ（流目板鰈）
ナガレメイタガレイ（流目板鰈、目痛鰈）


メイタガレイとナガレメイタガレイ
有眼側−メイタガレイ（写真上）とナガレメイタガレイ（写真下）
ナガレの方が体高が高い

メイタガレイ（目板鰈）
ナガレメイタガレイ
無眼側−メイタガレイ（写真上）とナガレメイタガレイ（写真下）