オオスジイシモチ(大筋石持、大條石持)は、
スズキ目スズキ亜目テンジクダイ科テンジクダイ属の海水魚で、テンジクダイ属の中では大型です。
千葉以南の浅海の岩礁域に生息し、ゆっくり泳いでいます。
全長15cm程、体形は長い卵形で、背中の色は赤、腹部は白く、体側に5本の暗赤色縦縞があります。
また、尾柄部には尾に掛からない1つの丸い黒色斑があります。尾鰭は二叉形をしています。
雌雄と幼魚では違いがなく皆同じ形をしています。幼魚の時は群れますが、成魚になると単独生活をし、
繁殖期にペアを組みます。
繁殖方法は卵生で、夏、雌は雄の口内に産卵し、その後雄は卵が孵化するまでの2週間程を口内保育します。
同属のテンジクダイ属には、 ネンブツダイ(念仏鯛) がおり、
似ていますが、体側の縦縞の数が異なります。
どちらも餌盗りなので、釣り人には好まれません。
一般名:オオスジイシモチ(大筋石持、大條石持)
学名:Apogon doederleini
別名:アカジャコ(赤雑魚)
分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門条鰭綱スズキ目スズキ亜目テンジクダイ科テンジクダイ属
生息分布:千葉以南 生息環境:浅海の岩礁域
全長:15cm 体形:長い卵形 背色:赤 腹色:白 体側:5本の暗赤色縦縞
尾柄部:尾に掛からない1つの丸い黒色斑 尾鰭:二叉形
雌雄・幼魚の違い:皆同じ 遊泳:ゆっくり
社会性:幼魚は群れる、成魚は単独生活、繁殖期はペア
繁殖方法:卵生 産卵期:夏
特記:雄が卵が孵化するまでの2週間を口内保育、テンジクダイ属の中では大型
■関連ページ
オオスジイシモチ(大筋石持、大條石持)
ネンブツダイ(念仏鯛)
城ヶ崎釣り(2008年11月1日)
城ヶ崎釣り(2009年1月10日)
釣りカレンダー
魚類図鑑
麹町便り
memo
|