シロサバフグ(白鯖河豚) とは、フグ目フグ科サバフグ属の海水魚です。
サバフグ属には21種がありますが、食用となるのは、このシロサバフグ、クロサバフグ、
カナフグ(内臓が有毒)の3種だけです。
シロサバフグは、全身に毒がないとは言われますが、同属で似た魚に、
猛毒のドクサバフグ(毒鯖河豚、Lagocephalus lunaris)
がおり、素人目には見分けが付き難いので、自分で調理すべきではありません。
調理済みのものがスーパーなどに出回っていますが、
フグの中では味が最も落ちるため安く、惣菜魚にされ、
空揚げ、塩焼、干物き、居酒屋のてっちりなどに利用されます。
一般名:シロサバフグ(白鯖河豚)
学名:Lagocephalus wheeleri Abe
分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門条鰭綱フグ目フグ科サバフグ属
生息分布:鹿児島以北の日本各地 環境:沿岸
全長:25〜30cm
体色:背面は淡灰緑色、体側は金色で無斑紋・無模様、腹部は白
小棘:頭のみにある(ドクサバフグは頭から背鰭の付け根にまで達する)
尾鰭色:黄色 尾鰭形:湾入形
用途:惣菜魚 味:フグの中では一番劣る
調理方法:てっちり、空揚げ、塩焼き、干物
フグの調理師免許を持っている人以外は調理しないように。
■関連ページ
シロサバフグ(白鯖河豚)
フグ(河豚)
クサフグ(草河豚)
コモンフグ(小紋河豚)
浜坂(2012年12月30日)
魚類図鑑
食べ物図鑑
釣りカレンダー
麹町便り
memo
|