ソウダガツオ(宗太鰹) とは、
スズキ目サバ科ソウダガツオ属の海水魚で群れをなして回遊する肉食魚です。
カツオ(鰹)の親戚筋で、ヒラソウダ(平宗太)とマルソウダ(丸宗太)を識別せず混称されてソウダガツオ(宗太鰹)と呼ばれます。
鮮度が落ちやすい魚で、ヒラソウダは釣ったその日の内だと刺身で食べられますが、古くなるとヒスタイン中毒で蕁麻疹などの症状が出ます。
一方、マルソウダは血合いが多く生食には向きません。
ヒラソウダとマルソウダの違い
ヒラソウダとマルソウダは似ており、両者とも紡錘形をしています。
やや体高が高いのがヒラソウダ、低いのがマルソウダです。
鰓蓋上方にある暗青色が背中の暗青色と繋がっていないのがヒラソウダ、繋がっているのがマルソウダです。
胸甲部にある鱗密集部が短く途中で切れてしまうのがヒラソウダで、長く続くのがヒラソウダです。
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利用方法
両者とも、主に、「ナマリ」や、「そうだ節」等の加工品で流通しています。
一般名:ソウダガツオ(宗太鰹)
学名:Auxis thazard
分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門条鰭綱スズキ目サバ亜目サバ科サバ亜科ソウダガツオ属
別名:ソウダ(宗太)、そうだがつお、そおだがつお、めじか(マルソウダと混称)
分布:世界の熱帯〜亜熱帯〜温帯の海域 環境:沿岸の表層を群遊
体長:40cm 体形:紡錘形でやや高い
体表色:暗青色(背)、銀白色(腹)
用途:「ナマリ」や、「そうだ節」等の加工品
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胸甲部にある鱗密集部が短く途中で切れています。
●ヒラソウダ料理)
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刺身は血合いの少ないヒラソウダの新鮮なものが良い
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