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バラ(薔薇)のページ 薔薇シリーズ
バラ(薔薇)は、一般に女性にプレゼントにすると喜ばれるベスト1ではないでしょうか。 芳香、花の豪華さ、花色の多さ、日持ちの良さなどから、切り花、庭木、鉢植えなどにされる 耐寒性落葉低木(常緑もあり)です。 園芸品種が多数作り出され、以下の4系統に分類されています。
この時期、バラ園が非常に充実していました。沢山撮りました。 編集中は「結構綺麗だな」と思いましたけれど、撮っている最中は同じようなものが次から次へとあって、 「もうアキタ。勘弁して」という気分でした。
一般名:バラ(薔薇) 学名:Roza×hybrids 別名:ローズ(Rose)、カブバラ(株薔薇)、フサザキバラ(房咲き薔薇)、ツルバラ、ミニバラ、ソウビ 科属名:バラ科バラ属 草丈:20〜120cm,、150cm〜 開花期:5〜11月 花径:2〜15cm 花色:赤・桃・白・青紫・橙・黄・緑・茶 花径:2〜15cm
キク(菊)は、春の桜と秋の菊はともに日本を代表する国花です。 耐寒性常緑多年草(宿根草)で、花色は豊富でピンク、赤、白、黄、橙、複色があり、 花の大きさも花径18cm以上の大菊、9cm以下の小菊、その間の中菊があります。 大菊(大輪菊)は通常一茎に一輪を咲かせるように摘芯することが多く 秋の花展によく出展されているもので厚物(花弁がぼってり固まったもの)と 管物(線香花火のように花弁が細く広がっているもの)系があります。 中菊(中輪菊)には嵯峨菊や江戸菊、伊勢菊のような伝統的な系統のものです。 小菊(小輪菊)は花色豊富で一重咲き八重咲き、丁子咲き、ボンボン咲きなどがあり、 ケンガイ(懸崖)や盆栽、菊人形、玉造りなどにされます。 菊人形を見ると横溝正史の映画が思い出されます。 スプレーマムはアメリカ産の小中菊でパステル調の花色で、花がスプレー(分枝)状につくことから名付けられました。 ポットマムは大量生産する鉢物用に改良された品種の総称で周年開花します。
キク(菊)のページ
一般名:キク(菊) 学名:Dendranthema×grandiflorum 別名:イエギク(家菊)、スプレーマム(spray mum)、ガーデンマム(Garden mum)、 ポットマム(Pot mum)、クッションマム(Cushion mum) 科属名:キク科デンドランセマ属 原産地:中国、米国(スプレーギク) 草丈:30〜60cm 花径:9cm未満(小菊) 9〜18cm(中菊) 18cm以上(大菊) 開花時期:9〜12月 花色:ピンク、黄、白、赤、橙、複色
この日本の秋を代表的する菊ですが、菊人形を見るとどうしても横溝正史の映画が思い出されます。 この目玉焼きのように見える植栽は、白と黄色の菊をユニークに配して作られています。 とてもグーですね。公立の公園にしてはなかなかやるじゃない(誉めてます)。 卵の黄身に相当する部分に時計の針があればまた一興ですね。
遠くから見ると不思議なオブジェのように見えます。 3点盛りと言ってもお刺身の盛り合わせのことじゃないわよ。
花のページ
オオギク・キノマツヤマ(大菊 「木の松山」)のページ
大菊「据野の月」のページ
大菊「千鳥瀧」のページ
イロハモミジ(いろは紅葉)は、秋の紅葉が美しい葉が掌形をしている小高木です。 葉は5裂していることが多く(5〜9に深裂)、葉縁には鋸歯があります。公園樹や庭木、盆栽に向いています。
一般名:イロハモミジ(いろは紅葉) 学名:Ace palmatum Thunb 別名:モミジ(もみじ)、イロハカエデ(いろは楓)、タカオカエデ(高尾楓)、Japanese Maple(ジャパニーズ・メイプル) 科属名:カエデ科カエデ属 原産地:日本 樹高:8m 観賞期:4〜11月 葉色:赤・赤紫・緑
ススキ(薄)は、時に、うら悲しい雰囲気を醸し出しますが、秋の七草として知られ秋を代表する風物詩ともなってい る耐寒性多年草です。山上憶良が万葉集で秋の七草を詠んだこんな短歌があります。花名を覚えるのに重宝しますね。
「萩の花 尾花葛花 なでしこが花 をみなへし また藤袴 朝顔が花」 ここで、秋の七草とは、ハギ(萩)、オバナ(尾花=ススキの花穂)、 クズ(葛)、ナデシコ(カワラナデシコ、河原撫子)、オミナエシ(女郎花)、フジバカマ(藤袴)、 アサガオ(今のキキョウ、桔梗)です。
一般名:ススキ(薄) 学名:Miscanthus sinensis 別名:オバナ(尾花)、カヤ(萱、茅) 科属名:イネ科ススキ属 草丈:100〜200cm 花色:白 花序高:25〜30cm 開花期:9〜11月
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