アイギョクシ(愛玉子)は、台湾の固有種でイラクサ目クワ科イチジク属オオイタビ種アイギョクシ変種の蔓性植物と種子から作ったデザートのことです。
イチジク属の植物で花嚢の中に多数の花を付けやがてゴマ粒状の種子が出来ます。
花嚢を裏返しして種子を取り出し乾燥させます。
乾燥させた種子を布袋に入れて水中で揉むとペクチンが水に溶け出てゲル状になったものをゼリーとして食べます。味や甘みは殆どないので、通常、レモンシロップをかけて供されます。
台湾の夏の風物詩にもなっており、今では日本の中国料理店でも食べられます。
一般名:アイギョクシ(愛玉子)
学名:Ficus pumila var. awkeotsang
別名:オーギョーチ(愛玉子)、カンテンイタビ、アイギョクシイタビ
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱イラクサ目クワ科イチジク属オオイタビ種アイギョクシ変種
原産地:台湾 環境:山間地
生活型:蔓性植物 雌雄異種 葉色:緑
食用の可否:可 用途:身体を冷やすので夏のデザートとして重宝
名前の由来:この植物の固まる性質を発見した人の娘の名前
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