ガクアジサイ(額紫陽花)とは、アジサイ科アジサイ属の耐寒性落葉低木、アジサイ(紫陽花)の一品種です。
花を一塊(ひとかたまり)と見ると、中心部にある紫色をした小さな珊瑚状のものが花(両性花)で、
その周辺部にある小花のように見えるものは装飾花(萼片)です。
この花の構造が、額縁のように見えるということで額紫陽花(ガクアジサイ)と呼ばれます。
アジサイを大きく分類すると、ガクアジサイ(額紫陽花)、
ヤマアジサイ(山紫陽花)、
セイヨウアジサイ(西洋紫陽花、ハイドランジア)、
カシワバアジサイ(柏葉紫陽花) があります。
前出のテマリ型のアジサイは、このガクアジサイから生み出されたものです。
また、ヤマアジサイの園芸品種にシチダンカ(七段花)があり、ガクアジサイと似ていますが
装飾花が重弁になるところが異なります。
近年の遺伝子解析により植物体系が分枝系統学に基づくものとなり分類名がだいぶ変わって来ました。
一般名:ガクアジサイ(額紫陽花)
学名:Hydrangea macrophylla f.normalis
別名:-
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱ミズキ目アジサイ科アジサイ属
原産地:日本、東アジア、北南米
生活型:耐寒性落葉低木 樹高:150〜200cm
花色:青紫・桃・白 開花期:5〜7月 花序径:15〜30cm
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