アカモノとは、萼や枝が鮮赤色で目立つツツジ科シラタマノキ属の常緑小低木です。
アカモノ(赤物)日航植物園
アカモノの果実
小石川植物園、2021年10月3日
アカモノ(赤物) とは、初夏〜夏、葉より先に、鮮赤色の萼に
スズラン(鈴蘭)
に似た壺形の白〜薄桃色の小花を咲かせるツツジ科シラタマノキ属の常緑小低木です。
花冠の先は五裂しています。萼や枝には鮮赤色の腺毛が密集して生えます。
花後に出る葉は卵形をした皮質で小さく、互生して付きます。
葉縁に鋸歯がありその先端に長い毛が生えます。
花後に成長する萼は果実を包み、秋に赤い偽果となります。
この小さな偽果は甘く食べられます。
一般名:アカモノ(赤物)
学名:Gaultheria adenothrix
別名:イワナゼ(岩黄櫨)
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱ツツジ目ツツジ科シラタマノキ属
生息分布:北海道〜本州〜四国の日本 生活環境:山地の日照地
樹高:10〜30cm 花期:5〜7月 花色:白〜薄桃 花径:0.8cm
萼色:鮮赤色 葉長:1〜3cm 葉色:緑 葉形:卵形 葉のつき方:互生 葉縁:鋸歯+長い毛
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アカモノ(赤物)
日光植物園の木(2008年5月25日))
樹木図鑑
果物図鑑
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アカモノ(赤物)
日光植物園で、2008年5月25日
花は白っぽいけど萼や枝が鮮赤色で目立ちます。
アカモノの果実
小石川植物園、2021年10月3日
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