カニステル(Canistel) は、熱帯アメリカ原産の
アカテツ科オオミアカテツ属の常緑小高木の果樹です。
葉は長楕円形の倒卵形で細長いです。
花色は淡緑色で、2〜5個を叢生して咲かせます。
花後、1〜6月に果実がなり、10cmほどの長さになります。
果実の形は、球形または卵形で先端が尖っています。
果実は熟すと鮮たかな橙色か黄色になます。
主に生食され、パイやジャム等の加工品に利用されます。
柔らかくなったら食べ頃ですが、味や食感は蒸した南瓜に似ています。
水分が少なく高カロリーでミネラルやビタミンを多く含みます。
果実の形が卵の黄身に似ていることから、別名でエッグフルーツや、クダモノタマゴとも呼ばれます。
一般名:カニステル(Canistel)
学名:Pouteria campechina (H.B.K) Baehni
別名:エッグフルーツ(Egg fruit)、クダモノタマゴ(果物卵)
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱ツツジ目アカテツ科オオミアカテツ属
原産地:ブラジル、キューバ、西インド諸島〜米フロリダ半島など熱帯アメリカ
生息分布:
生活型:常緑小高木 樹高:5〜8m
葉形:長楕円形の倒卵形 葉長:20cm
花色:淡緑色 花の付き方:2〜5個叢生
成実期:1〜6月 果実長:10cm
果実形:球形または卵形で先端が尖る
果実色:熟すと鮮橙色、鮮黄色
用途:食用
■関連ページ
カニステル(Canistel)
咲くやこの花館(2010年3月21日)
熱帯ドリームセンター(沖縄、2009年8月14日)
果実図鑑
木の実・草の実図鑑
カ行の花図鑑
樹木図鑑
旬の食べ物
花暦2008年
県別面白写真
|