ユーカリ(Eucaly)とは、オーストラリアの珍獣コアラがその葉を好物とすることで有名な
フトモモ科ユーカリノキ属の常緑小高木です。
木の成長は早く、10年で20mほどになりますが、グロブルスという品種は20〜30mの高木となります。
葉は光沢の有る青緑色や銀白色をしており、硬いものが多いです。
晩春〜初夏に、葉の付け根に、白または赤い花を数個付け、開花後に、半球状の実をならせます。
木質部は、製紙の材料となる木材チップや、燃料、木材として使われます。
葉から採れるユーカリ油には、薬効があるとされます。若枝は、鉢植えや、
切花として、フラワーアレンジメントや、ドライフラワー、リースの素材に用いられます。
ハエ(蝿)が嫌いな匂いを出すということで、
オオセンナリ(大千成)や、
ヤツデ(八手)のように、
ゴミ箱やトイレの近くに植えられます。
園芸用品種に、マルバユーカリ、ギンマルバユーカリ(銀丸葉ユーカリ、ユーカリプツス・シネレア)、ツキヌキ・ユーカリ(突き抜きユーカリ、ユーカリプツス・ペリニアナ)、レモンユーカリ、フィシフォリアユーカリなどが、あります。
一般名:ユーカリ(Eucaly)
学名:Eucalyptus cinerea(ユーカリプツス)
別名:ユーカリジュ
分類名:フトモモ科ユーカリノキ属
原産地:オーストラリア
樹高:〜30m 開花期:4〜5月 花色:白・赤
備考:葉はコアラの好物
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