ハクモクレン(白木蓮) は、春、新葉が出る前に枝先に白い
卵形の花を多数咲かせるモクレン目モクレン科モクレン属の落葉高木です。
前年から銀色の毛に包まれていた蕾が春の陽射しと共に開花します。
花には芳香があり、花の咲く向きは上向きで、全開せずに半開状(開ききらない状態)で咲きせます。
花色は、花弁の内側、外側とも白く、花弁は6枚、萼片は3枚ですが、いずれも白くて見分けられません。
濃紅色の花を咲かせる木蓮は、
シモクレン(紫木蓮)で、
いわゆる「木蓮」と言えばシモクレンをさします。
また、同属には、
コブシ(辛夷)
があり、白花を咲かせ花形も似ていますが、
ハクモクレンの方が花が大きく、花弁の肉厚も厚いです。
一般名:ハクモクレン(白木蓮)
、学名:Magnolia denudata(マグノリア・デヌダータ
、別名:マグノリア、ハクレン(白蓮)
、分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱モクレン目モクレン科モクレン属
、原産地:中国
、樹高:1000cm 開花期:3〜4月 花色:白 花弁:6枚 萼片:3枚
萼色:白 花長:8cm 葉長:10〜15cm 葉の付き方:互生
果実:袋果が集まった形
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