ハナノキ(花の木) とは、
ムクロジ目カエデ科カエデ属ハナノキ種の耐寒性落葉広葉高木です。
秋の紅葉が美しいカエデ(Acer)の仲間です。
成木の樹皮は灰色で、幹はシンプルに直ぐ伸び、樹冠は卵型〜紡錘をしています。
葉が開く前の4月に、雌雄異株の小さな赤い房状花を葉腋に複数個束状につけます。
葉の基部は心臓形で3〜5裂し対生につき葉縁に重鋸歯があります。
葉は大きめで、表は明緑色(萌芽期)→濃緑→黄色→深紅色(秋)→落葉(冬)と変化し、
葉裏には毛が密生し白く見えます。
公園樹や庭木、盆栽用に植栽されます。
アメリカの
アメリカハナノキ(america花の木)
に似ていますが、アメリカハナノキの方が生育が早いです。
一般名:ハナノキ(花の木)
学名:Acer rubrum K.Koch
別名:ハナカエデ(花楓)
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱ムクロジ目カエデ科カエデ属ハナノキ種
原産地: 環境:山地
生活型:耐寒性落葉広葉高木
樹皮:灰色(成木) 幹:シンプルに直ぐ伸びる
樹冠:卵型〜紡錘型 樹高:10〜30m 雌雄:異株
雄花:花柄は5mmと長く上向きに咲く 雄花の萼片数:5個 雄蕊数:5本 葯色:黒紫色
雌花:垂下した花柄は15mm長 花弁数:4〜5個 花柱長:4mm
葉形:広卵形で3〜5裂、基部は心臓形 葉長:3〜8cm 葉縁:重鋸歯
葉の付きかた:対生
葉表色:大きめの明緑色(萌芽期)→濃緑→黄色→深紅色(秋)→落葉(冬)
葉裏:毛が密生し白い
開花期:4月 花:房状 花弁数:5枚 花色:紅色〜濃紅色
開花位置:前年枝の葉腋に束生
成実期:6月 果柄長:65mm 果実タイプ:翼果
鑑賞期:4月(花)、4〜6月と10〜11月(葉の見頃)
用途:シンボルツリー、庭木、公園樹、街路樹、花壇、鉢植え
備考:絶滅危惧II類(VU)、葉色は葉脈に沿って変わる、若い枝は赤い、花は葉が出る前に咲く
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