フウリンブッソウゲ(風鈴仏桑花)は、大型の五弁花に細く深い切り込みがあり、後ろに反っているハイビスカスの一種の非耐寒性常緑低木です。花柄は、下に長く伸びて、先端付近には筒状の雄シベがついています。
花名は、風に揺れる姿が風鈴に似ていることから命名されました。フウリンブッソウゲ(風鈴仏桑華)の学名であるスキゾペタルス(schizopetalus)とは、ラテン語で、切れ込みのある花弁という意味です。また、別名である、コーラル・ハイビスカス(Coral Hibiscus)とは、花色や形がサンゴに似ていることからつけられました。
葉は、互生し、葉柄の基部には托葉があります。
同属のフヨウ属には、通常よく見られる ハイビスカス や、
ハワイ原産の野生のハイビスカス ヒビスクス・アルノッティアヌス 、
韓国の国花でもある ムクゲ 、などがあります。
また、花名の一部にハイビスカスと付きますが、別属の
ブルーハイビスカス(Blue hibiscus)がありますが、
この花は別名を花色からライラックハイビスカス(Lilac hibiscus)とも呼ばれます。
一般名:フウリンブッソウゲ(風鈴仏桑花)
学名:Hibiscus schizopetalus(ヒビスクス・スキゾペタルス)
別名:Fringed Hibiscus(フリンジド・ハイビスカス)、Coral Hibiscus(コーラル・ハイビスカス)
科属名:アオイ科フヨウ属
原産地:モムバサ(東アフリカ)
樹高:100〜300cm 花径:5〜20cm 花色:赤(通常)・桃・白の絞り
開花期:6〜11月、熱帯地方では周年 雌しべ長:9〜10cm
●フヨウ(芙蓉)の仲間
アメリカフヨウ(亜米利加芙蓉)
タチアオイ(立葵)
ヒビスクス・アルノッティアヌス
フウリンブッソウゲ(風鈴仏桑花)
フヨウ(芙蓉)
ムクゲ(木槿)
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