タチアオイ(立葵、学名:Althaea rosea)は、小アジア原産で、アオイ科ビロードアオイ属タチアオイ種の耐暑性耐寒性の宿根草(多年草)です。人丈ほどに背(草丈)が高く昔から庭先に植えられています。
葉には明瞭な7本の葉柄(葉に見られる筋のようなもの)があり、葉縁には浅い鋸歯(切れ込み)があります。
葉は葉茎に互生して付きます。
入梅時に、真っ直ぐ伸びた花茎に穂状花序を付けたくさんの一重の五弁花か八重咲きの花付けます。
花色には、赤や濃赤、桃色、黄、青紫、白、黒などがあります。花径は10cm程あります。
花は下から上に咲き梅雨明け頃に咲き終えます。
鑑賞用として植えられ、根は蜀葵根(ショクキコン)という漢方薬の原料となり、
花はハイビスカスティーの原料なる ハイビスカス と同様、
お茶として飲まれたり天然の着色料となります。
タチアオイ(ホリホック)の品種
ホリホック・スプリングセレブリティ・クリムゾンはフリル咲き矮性耐寒性一年草の深紅色品種です。
6〜8月に開花します。草丈は70cm程です。クリムゾン crimson とは、「深紅色の」と言う意味の形容詞です。
一般名:タチアオイ(立葵)
学名:Althaea rosea(アルテア・ロゼア)、、シノニム:Alcea rosea(アルケア・ロゼア)
別名:ホリホック(Hollyhock)、アルテア (Althaea)
分類名:植物界被子植物門双子葉植物網アオイ目アオイ科ビロードアオイ属タチアオイ種
原産地:小アジア
草丈:100〜200cm
開花期:5〜8月
花径:10cm
花の咲き方:一重・八重
花色:赤・濃赤・桃・黄・青紫・白・黒
花序形:穂状花序
●フヨウ(芙蓉)の仲間
アメリカフヨウ(亜米利加芙蓉)
タチアオイ(立葵)
ヒビスクス・アルノッティアヌス
フウリンブッソウゲ(風鈴仏桑花)
フヨウ(芙蓉)
ムクゲ(木槿)
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