ヒナゲシ(雛罌粟、雛芥子、ひなげし)は、春〜初夏、儚げな薄橙色の花を咲かせるキンポウゲ目ケシ科ケシ属の耐寒性一年草です。
当初は小麦畑の雑草だったため野性的な感じの花です。
園芸品種のポピー(Poppy)である アイスランドポピー(Iceland poppy)
等と比べると草丈や花径が小さいです。
夏目漱石の小説「グビジンソウ(虞美人草)」で出てくる花はこのヒナゲシ(雛罌粟)のことです。
◇ケシの仲間
アツミゲシ(渥美罌粟)
ナガミヒナゲシ(長実雛罌粟)
ヒナゲシ(雛罌粟)
メコノプシス・カムブリカ(Meconopsis cambrica)
メコノプシス・グランディス(Meconopsis grandis Prain)
メコノプシス・ベトニキフォリア(Meconopsis betonicifolia Franch)
一般名:ヒナゲシ(雛罌粟、雛芥子、ひなげし)
学名:Papaver rhoeas(ペパベール)
分類名:植物界被子植物真正双子葉類キンポウゲ目ケシ科ケシ属
別名:グビジンソウ(虞美人草)、シャーレーポピー(Shirley poppy)
原産地:ヨーロッパ中南部〜西アジア
草丈:35〜80cm 花径:5〜7cm 花色:赤 ・桃・白・覆輪 開花期:4〜6月
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