ヒルガオ(昼顔) は、夏に、日本全国津々浦々の道端や柵に絡み付く
ナス目ヒルガオ科ヒルガオ属の野草の蔓性多年生植物です。
花の形は、アサガオに似て漏斗状をしていますが、ヒルガオは花色が濃桃色だけです。
また、アサガオには種子ができますが、ヒルガオには種子はできません。
アサガオが早朝に咲き午前中には萎んでしまうのに対し、ヒルガオは昼間も咲いています。
葉はやじり形をしており、アサガオ(朝顔)の矛(ほこ)形に比べるとすっきりしています。
葉は互生します。
同じヒルガオ属にコヒルガオ(小昼顔)がありますが、コヒルガオの花径の方が小さく(3〜4cm)、
茎に突起物があり、葉は小さく側片が2列します。
コヒルガオ(小昼顔)の開花期は、ヒルガオより若干長く5〜8月に咲きます。
一般名:ヒルガオ(昼顔)
学名:Calystegia japonica
別名:コシカ(鼓子花)、アオイカズラ(葵葛)、False bindweed
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱ナス目ヒルガオ科ヒルガオ属
開花期:6〜8月 花形:漏斗状 花色:濃桃色
花径:5〜6cm 葉長:5〜10cm 葉形:やじり形 葉のつき方:互生
■ヒルガオ科の花
サツマイモ(薩摩芋)
■関連ページ
ヒルガオ(昼顔)
北海道の花#2(北海道大学、2004年9月4日)
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