ホトトギス(杜鵑草)とは
ホトトギス(杜鵑草)は、日本固有種で、夏から冬にかけて紫紅色の斑点のある花を咲かせるユリ目ユリ科ホトトギス属の耐寒性多年草です。
花名は、花の模様が杜鵑草(ホトトギス)という鳥の胸にある斑点模様に似ていることから付けられました。
葉は緑色で長楕円形をしており、先端で尖っています。
茎には短い剛毛が生えています。
庭や鉢、花壇で見られます。
ホトトギスの種類
ホトトギス(杜鵑、学名:Tricyrtis flave))−日本固有種で、ユリ科ホトトギス属の耐寒性多年草
キバナホトトギス(黄花杜鵑、学名:Tricyrtis flave)−花は黄色地に紫の斑点が入る
キバナノツキヌキホトトギス(黄花の突抜杜鵑、学名:(Tricyrtis perfoliata):宮崎県固有種で葉が茎を抱きます。花は黄色で下垂する。
ジョウロホトトギス(学名:(Tricyrtis fmacrantha)−高知県の固有種で、山野で下垂した黄色花を咲かせる。
シロホトトギス(白杜鵑草、学名:Tricyrtis hirta f. albescens)−花色が白い
タイワンホトトギス(台湾杜鵑、学名:(Tricyrtis formosana)ー台湾原産で性質が強く様々な品種の親となっている。花被片は喇叭状で基部が2つに膨らむ。秋に咲くホトトギスです。
タマガワホトトギス(玉川杜鵑草、学名:(Tricyrtis latifolia)−日本固有種で黄色花を咲かせます。
ヤマジノホトトギス(山路の杜鵑草、学名:Tricyrtis affinis )−日本固有種で山道に多い。
ヤマホトトギス(山杜鵑、学名:Tricyrtis macropoda)
セトウチホトトギス(瀬戸内杜鵑、学名:Tricyrtis setouchiensis )
一般名:ホトトギス(杜鵑草)
、学名:Tricyrtis hirta(トリキルティス・ヒルタ)
、別名:ユテンソウ(油点草)、ジャパニーズ・トードリリー(Japanese toad-lily)、トード・リリー(toad-lily)
、分類名:植物界被子植物単子葉類ユリ目ユリ科ホトトギス属ホトトギス種、
、生息分布:南関東〜四国、九州 生活環境:山野の日陰
、生活型:多年草
、草丈:30〜100cm
、葉色:緑地に油染みのような斑点(若葉)
、開花期:8〜12月 花弁数:6枚 花形:杯状で上向き、釣鐘状で下向き 花色:桃・赤・白・橙・黄・(主に)赤紫 花径:3〜4cm
、備考:Tricyrtis(トリキルティス)は3つの距、hirta(ヒルタ)は短い剛毛と言う意味です。
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