カンツバキ(寒椿)
カンツバキ(寒椿、学名:Camellia sasanqua cv. Hiemalis)とは、ツバキ(椿)
とサザンカ(山茶花)の交雑種とされるツバキ目ツバキ科ツバキ属の常緑中低木です。
花弁と雄蕊が合着している椿の特徴と、花弁が一枚ずつ散る山茶花の特徴及び性質を合わせ持っています。
冬の代表的な花木であり、八重咲きの薄紅花が出回っていますが、赤や白、桃色の一重や八重咲きもあります。
葉は暗緑色で大きくて幅広で槍形をしており、葉縁に鋭い鋸歯があります。常緑で、横に広がりやすく、刈り込みに強い性質なので、庭木や垣根に使われます。
寒椿=サザンカとツバキの交雑種
●カンツバキ系園芸品種群
開花期:11月〜3月、
カンツバキ群(Shishigashira):サザンカ(sasanqua、学名: Camellia sasanqua)とツバキ(椿、学名: Camellia japonica)の交雑種とそれから作出された品種群
主に、サザンカ‘獅子頭、学名:Camellia sasanqua 'Shishigashira' )を中心に作出された品種
園芸品種には、‘獅子頭’(シシガシラ、C. sasanqua ‘Shishigashira’)、山茶花 曳馬乙女(サザンカ 'ヒクマオトメ' 、学名:C. sasanqua 'Hikuma-otome')、山茶花 乙女(サザンカ 'オトメ'、学名:Camellia sasanqua 'Ome')、春山茶花 ”梅ケ香”(ハルサザンカ ’ウメガカ’、学名:Camellia x vernalis 'Umegaka')、‘笑顔’(エガオ、Camellia × vernalis ‘Egao’)などがあります。
一般名:カンツバキ(寒椿)、学名:Camellia sasanqua cv. Hiemalis(カメリア・ヒエマリス)または Camellia × hiemalis、分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱ツバキ目ツバキ科ツバキ属、原産地:日本固有種、樹高:1〜3m、開花期:11〜2月、花径:5〜7.5cm、花色:淡紅の八重咲き、赤・白・桃の一重〜八重咲き、葉色:暗緑色、 葉形:槍形、葉縁:鋭い鋸歯。
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