ケマンソウ(華鬘草)とは、春、アーチ状に傾いた赤茶色の花茎に、コマクサ(駒草) に似た鈴なりの扁平な小花を付けるケシ科コマクサ属の耐寒性多年草です。
葉は緑色で、牡丹の葉と似ており、羽状に分裂します。
古くから日本に入っている花で、花壇や鉢植えでみかけます。ちなみに、ケマン(華鬘)とは、仏教用語で「華」は花、「鬘」は首飾りであり、ケマン(華鬘)で花の首飾りを意味する装身具のことです。
一般名:ケマンソウ(華鬘草)
学名:Dicentra spectabilis(ディケントラ)
別名:タイツリソウ(鯛釣草)、ケマンボタン(華鬘牡丹)、ディケントラ(Dicentra)
分類名:植物界被子植物真正双子葉類キンポウゲ目ケシ科コマクサ(ディケントラ)属
原産地:中国、朝鮮
草丈:40〜60cm 花径:2〜3cm
開花期:3〜6月 花色:赤・白・ピンクで先端が白
●ケマン(華鬘)とつく花
ムラサキケマン(紫華鬘)
ケマンソウ(華鬘草)
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