コマクサとは、キンポウゲ目ケシ科コマクサ属の耐寒性多年草の高山植物です。
高山植物として知られ、自生地では夏(平地では春)、赤い花を咲かせます。
背丈は低く高山の砂礫地のような環境の厳しい場所に群落を作っています。
葉は深く裂けた薄青緑色をしています。
花は、同属の ケマンソウ(華鬘草)に似ています。
コマクサという花名は、花や蕾が馬(駒)の顔に似ていることから付けられました。
四季咲きにはピンクや白花を咲かせる品種があります。
一般名:コマクサ(駒草)
学名:Dicentra peregrina
別名:カラフトコマクサ(樺太駒草)、Japanese bleeding heart
分類名:植物界被子植物真正双子葉類キンポウゲ目ケシ科コマクサ属
原産地:日本やシベリアなどの高山 環境:砂礫地で群落
草丈:10〜15cm
葉形:深裂(根生葉) 葉色:薄青緑
開花期:高山では7〜8月、平地では春
花色:赤・白・ピンク 花弁数:2+2(内外) 萼片数:2個
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