キビ(黍)【かぎけんWEB】

キビとは、雑穀類として果実を利用するイネ目イネ科キビ属キビ種の多年草です。学名:Panicum miliaceum、別名:Proso millet

きびだんご(黍団子)
きびだんご(黍団子)

きびだんご(黍団子)
きびだんご(黍団子)


キビモチ(黍餅)
キビモチ(黍餅)
−キビは通常黄色いですが、タカキビ(モロコシ)を使用するとお餅が小豆色になります。

キビ(黍)
きび(黍)


キビ(黍)とは

キビ(黍、学名:Panicum miliaceum)とは、東・中央アジア原産で、イネ科キビ属の一年生植物です。畑で栽培されます。 草丈は約100 cmです。葉は緑色の線形です。7月に20cm程の穂状花序を伸ばします。花は黄緑色ですが、その後、黄色になります。花後の8月〜9月に果実が成ります。 利用する部位は果実です。 雑穀の一種で五穀や12穀等に入る代表的な穀物です。
「桃太郎」に出てくるキダンゴ(黍団子)はもち米+砂糖+水飴を原料として作った求肥を丸めた柔らかい餅に、振掛ける薄黄色の粉です。

一般名:キビ(黍) 、学名:Panicum miliaceum 、分類名:植物界被子植物門単子植物綱イネ目イネ科キビ属キビ種 、別名:Proso millet, broomcorn millet, common millet、 、原産地:東アジア〜中央アジア、環境:畑 、草丈:100 cm、葉形:線形、葉色:緑、 開花期:7月、花色:黄緑色、花序形:穂状花序、花穂長:20 cm、花穂色:緑→黄色、果期:8月〜9月、 利用部位:果実、用途:食用、飴、黄酒。

●関連ページ
キビ(黍)  十二穀  カ行の花図鑑  野菜・穀類図鑑  花暦  筑波実験植物園(2010年8月1日) 


キビ

きびだんご(黍団子)
きびだんご(黍団子)
2002年7月1日、向島

キビモチ(黍餅)
キビモチ(黍餅)−キビは通常黄色いですが、タカビキを使用するとお餅が小豆色になります。
2021年元旦、自宅

キビ(黍)
きび(黍)
2013年2月5日