キケマン(黄華鬘)は、ケシ科キケマン属キケマン種の越年草の野草です。
野原や畦道、海岸などのやや湿っぽい草地に生えています。
花は鮮黄色
葉は2、3回出羽状複葉で細かく裂けてます。葉色は緑または褐色をしています。
春、赤みを帯びた太い直立した茎から総状花序を伸ばし
多数の鮮黄色で筒状の小さな花を咲かせます。
小花は重ならないように少しずつずれて咲きます。
花後に成る果実は刮ハで、僅かに数珠状をしています。
残念ながら、全草が有毒植物で、しかも悪臭がします。
一般名:キケマン(黄華鬘)
学名:Corydalis heterocarpa Siebold et Zucc. var. japonica
別名:
分類名:植物界被子植物真正双子葉類キンポウゲ目ケシ科キケマン属キケマン種
生息地:本州以南〜九州 環境:野原や、畦道、海岸
生活型:越年草
草丈:40〜70cm
葉形:2、3回出羽状複葉 花序形:総状花序
開花期:4〜6月 花色:鮮黄色
花径:0.5cm 筒長:2cm
果実のタイプ:刮ハ 果実形:披針形 果実長:3〜4cm
種子:2列に並列
備考:毒草、悪臭
■ケマン(華鬘)とつく花
・キケマン(黄華鬘)
・ムラサキケマン(紫華鬘)
・ケマンソウ(華鬘草)
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