パッション・フルーツ(Passion fruit、学名:Passiflora edulis )は、ブラジル原産で、トケイソウ科トケイソウ属の蔓性低木とその果実を言います。白い花弁5枚と、白い萼片5枚、雄蕊5本、雌蕊1本で柱頭が3裂、基部が紫色糸状の総状副花冠が多数、の配列が十字架に架けられたキリストを連想させるため、欧米ではキリスト受難の花という意味を持ちます。日本では、花弁が時計の文字盤、雌雄のシベが時計の針に似ているということから、トケイソウ(時計草)と呼ばれます。花より果実を採るために栽培される食用Passifloraです。果実は球形又は卵形で、緑色又は濃緑色の堅い表皮で覆われます。中には粒粒の種が有り、その周りに黄緑色のゼリー状果肉が付いています。この甘酸っぱい果実は食用とされ、生食または、ジュースやジャムの加工品とされます。一方、花を観賞するパッシフローラ(Passiflora)には、 青と白の花色のコントラスが美しい
パッシフローラ・カエルレア(Passiflora caerulea、パッシフローラ・セルレアとも言う)
など があります。
一般名:パッション・フルーツ(Passion fruit) 、学名:Passiflora edulis 、別名:クダモノトケイソウ(果物時計草) 、分類名:植物界被子植物門双子葉植物網キントラノオ目 トケイソウ科トケイソウ属クダモノトケイソウ種、原産地:ブラジル、生活型:蔓性低木・果樹、樹高:50-300cm、蔓長:600cm〜、葉形:3出掌状単葉、葉序:互生、葉幅:12cm、花色:白、花径:5-7.5cm、花の咲く場所:、新しい蔓の葉腋に単生、開花期:5月〜7月、開花時間:1日花、果実径:5cm、果実形:球形又は卵形、収穫期:7月〜9月
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