シラヤマギク(白山菊) は、夏〜秋、散房花序に白花を咲かせる
キク目キク科シオン属の多年草です。
いわゆる、「野菊」といわれる雑草です。
茎がよく分枝して、花弁数の少ない花を多数つけます。
葉は濃緑色で、下部の葉は浅い心形で葉柄に沿って翼があり、葉縁に鋸歯があります。
根出葉は長い葉柄の先に、卵状心形の葉をつけます。
別名をムコナ(婿菜)とも言います。
野菊の仲間には、痩果に冠毛が発達した(冠毛が長い、シオン属)ノコンギク(野紺菊、
学名:Aster ageratoides ssp. ovatus)、シロヨメナ(白嫁菜、
学名:Aster ageratoides ssp. leiophyllus)、ユウガギク(柚香菊)や
痩果に冠毛が発達しない(冠毛が短い、以前はヨメナ属→今はシオン属)
カントウヨメナ(関東嫁菜、学名:Kalimeris pseudoyomena)などがあります。
以前、ヨメナ属に分類されていたカントウヨメナやユウガギクは、
シオン属と近縁であるため最近ではシオン属にまとめられるようになりました。
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一般名:シラヤマギク(白山菊)
学名:Aster scaber
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱キク目キク科シオン属
分布:北海道〜九州の日本、朝鮮半島、中国
環境:日当たりの良い道端や山野
草丈:100〜150cm 開花期:8〜10月
花色:白 花径:2cm 葉長:9〜23cm 葉幅:cm
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