シロシキブ(白式部) は、クマツヅラフジ科ムラサキシキブ属の落葉小低木である「コムラサキ」の白色品種です。6月〜7月に真白な花を咲かせ、秋に白い実を多数つけます。
●シロシキブとシロミノコムラサキの関係
シロミノコムラサキは、
コムラサキ(小紫) の変種の白実種であり、
シロシキブは、
ムラサキシキブ(紫式部)
変種の白実種です。
コムラサキとムラサキシキブの関係
コムラサキ(小紫) は、葉腋から少し上方に花序が付き、
葉縁の鋸歯は葉の上方に出来ます。
ムラサキシキブ(紫式部)
は、葉腋のすぐ近く花序が付き、鋸歯は葉全体に出ます。
民間療法では、寄生性皮膚疾患の治療用の薬草として知られます。
一般名:シロシキブ(白式部)
学名:Callicarpa japonica f. albibacca
別名:コシロシキブ(小白式部)
分類名:植物界被子植物真正双子葉類シソ目クマツヅラ科ムラサキシキブ属
原産地:日本、朝鮮半島、中国
生活型:落葉低木 樹高:100〜200cm
葉色:緑 葉縁:葉全体に鋸歯有 葉の付き方:対生
小葉形:両先端が尖った倒卵状楕円形 葉柄:有
花の付き方:葉腋のすぐ近く 開花期:6〜7月
花色:白 花冠形:筒状で先端が4裂
花径:4〜5mm 雌蕊数:1 雄蕊数:4 約色:黄色
結実期:9〜12月 果実色:白 実形:小球形
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