スイカズラ(吸い葛) とは、初夏、芳香のする花を咲かせるマツムシソウ目スイカズラ科スイカズラ属の常緑木本性の蔓性植物です。
花は唇状に上下に2深裂し、上弁の先端がさらに4裂して咲きます。
葉腋に2個の花を並んで咲かせ、花後になる実も2個並んで付きます。
スイカズラ属の花で、花に蜜があり甘味をとるため吸っていたのでその名が付けられました。
別名でニンドウ(忍冬)と呼ばれるのは冬でも落葉せずに耐え忍ぶことから、また、キンギンカ(金銀花) と呼ばれるのは花の咲き始めが白なのに、時間経過すると黄色に変色したものが同時に咲いているからです。
樹木は庭木、花や葉はお茶や忍冬酒、漢方に使われます。皮膚病や、解熱、消炎、利尿に薬効があるとされます。
一般名:スイカズラ(吸い葛)
学名:Lonicera japonica
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱マツムシソウ目スイカズラ科スイカズラ属
別名:ニンドウ(忍冬)、キンギンカ(金銀花) 、ジャパニーズ・ハニーサックル(Japanese Honeysuckle)
分布:北海道〜沖縄の日本、朝鮮半島〜中国の東アジア 環境:山野や、路傍、林縁に自生
生活型:常緑木本性の蔓性植物
葉形:楕円形〜長楕円形 葉長:3〜6cm 葉の付き方:対生
開花期:5〜6月 花色:白→黄 花径:3〜4cm
花形:筒状 果実色:黒
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