ショウジョウバカマ、京都府立植物園eos(2017年3月26日)
ショウジョウバカマ、赤塚植物園(2013年3月17日)
ショウジョウバカマ、尾瀬(2011年6月4日、5日)
ショウジョウバカマ、日光植物園(2008年5月25日)
ショウジョウバカマ、高尾山野草園(2008年6月7日)
ギフチョウの成虫は花の蜜を吸います。ショウジョウバカマの花もお気に入りの1つです。
成虫 花の蜜−ソメイヨシノ(染井吉野、学名:Cerasus ×yedoensis cv. yedoensis)などのサクラ(桜、学名:Cerasus L.、ミツバツツジ(三葉躑躅、学名:Rhododendoron dilatatum)などのツツジ(躑躅、学名:Rhododendron)、カタクリ(片栗、学名:Erythronium japonicum)、スミレ(学名:Viola mandshuricaレ、ショウジョウバカマ(猩々袴、学名:Heloniopsis orientalisなど。
ギフチョウ(岐阜蝶、学名:Luehdorfia japonica)がショウジョウバカマの蜜を吸いに来ます。
ギフチョウ(岐阜蝶)、イラスト by 有紀@kagiken、2025年1月27日
ショウジョウバカマ(猩々袴)は、
春、湿地で花茎を伸ばし先端に横向きの集合花を
咲かせるユリ目ユリ科ショウジョウバカマ属の常緑多年草です。
葉はヘラ状(広線形)をしており、ロゼット状で根元で放射状に平らに広がります。
花名の由来は、赤みを帯びた花が猩々(中国の伝説上の動物で酒を好むらしい)に似ており、
根性葉を袴に見立てられたこと。
ショウジョウ(猩々)という花名がつく花には、
ショウジョウソウ(猩々草) があります。
一般名:ショウジョウバカマ(猩々袴)
、学名:Heloniopsis orientalis
、別名:カンザシバナ(簪花)
、分類名:植物界被子植物門単子葉植物綱ユリ目ユリ科ショウジョウバカマ属
、原産地:日本、朝鮮半島
、生息分布:北海道〜九州 環境:湿原、森林内の湿地
、生活型:常緑多年草 草丈:15〜25cm
葉形:広長卵形
花径:3〜4cm 開花期:5月下旬〜6月中旬(高山)、3〜4月(低山)
花色:橙・白・紫
繁殖方法:種子、不定芽
備考:葉はロゼット状で根元で放射状に平らに広がる
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ショウジョウバカマ、京都府立植物園eos(2017年3月26日)
紅色の蕾
ショウジョウバカマ(猩猩袴)
尾瀬で、2011年6月5日
花後に花被や子房が残りました。子房が膨らみ種子が作られます。
ショウジョウバカマ(猩猩袴) 日光植物園で、2008年5月25日
場所は違いますが、6月になってさらに枯れて種子が出来ています。
ショウジョウバカマ(猩々袴)
高尾山野草園で、2008年6月7日
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