タイワンフウ(台湾楓)とは、台湾原産のユキノシタ目フウ科フウ属の落葉高木です。
通常、フウと呼ばれます。
秋に紅葉します。
●フウ属で身近なものは2種
2つあるフウ属の1つでアメリカフウで、モミジバフウ(もみじ葉)と呼ばれるように、葉は掌状をしています。
もう1つがこの三角形の葉形をした、タイワンフウ(台湾楓)で、通常「フウ」と呼ばれるものです。
●似ている木フウとカエデは似ています。フウと
カエデ(楓)
は共に落葉高木であり、秋に紅葉します。では、どのように見わけるのでしょう。
●フウとカエデの違い
フウはユキノシタ目フウ科フウ属、カエデはムクロジ目ムクロジ科カエデ属の樹木です。
フウの葉の付き方は互生ですが、カエデは対生に付きます。
フウの果実は球形の集合果実ですが、カエデは翼のついたプロペラ状をしています。
一般名:タイワンフウ(台湾楓)
学名:Liquidambar formosana
別名:フウ、サンカクバフウ(三角葉楓)
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱ユキノシタ目フウ科フウ属
原産地:台湾 生活環境:多湿地
生活型:落葉高木 樹高:20m
葉形:掌状に3裂 葉の付き方: 葉縁:鋸歯あり 葉色:緑→紅葉(秋)
株:雌雄同株 花形:雌花・雄花も球形 花被:無
開花期:春 葉と花:同時
果実タイプ:集合果 果実形:球形で棘がある 成実期:秋 果実色:褐色
用途:公園樹、街路樹、公園樹、庭木
備考:樹脂
■関連ページ
タイワンフウ(台湾楓)
アメリカフウ=モミジバフウ
深大寺植物園part2木の実(2016年6月5日)
カエデ(楓)
2011年元旦
マ行の花図鑑
樹木図鑑
花暦
|