タケニグサ(竹似草)とは、キンポウゲ目ケシ科タケニグサ属の大型の多年草です。
本州〜九州の日当たりの良い場所に自生し、森林伐採などの時には逸早く生育するパイオニア植物と知られます。
●草姿
草丈は100〜200cmと高く伸びます。
葉は広卵形をしたカシワ葉で、葉縁に切れ込みがあります。
夏、粟粒状の白花を茎先の大きな円錐花序につけます。
茎を折ると出る黄色い汁はプロトアネモニン(protoanemonin)やプロトピン(protopine)等を含んでおり有毒です。
一般名:タケニグサ(竹似草)
学名:Macleaya cordata
別名:ササヤキグサ、チャンパギク(チャンパは南ベトナム)、Plume poppy
分類名:植物界被子植物真正双子葉類キンポウゲ目ケシ科タケニグサ属
分布:本州〜九州の日本 環境:日当たりの良い場所
生活型:大型の多年草
草丈:100〜200cm
茎性状:中空
葉形:広卵形のカシワ葉 葉縁:切れ込みあり
葉柄:長い葉柄あり 葉のつき方:互生
花序形:円錐花序 小花色:白 花形:花弁は無い 萼数:2枚で開花の時イ落花
開花期:6〜8月
果実形:楕円形 果実長:2cm
花名の由来:茎が中空で長く伸び竹に似ているから
備考:パイオニア植物
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