ウンカリナ・グランディディエリ(Uncarina grandidieri)はマダガスカルの砂漠地帯に自生するゴマ科ウンカリナ属の落葉小高木です。花は一日花で、黄色い合弁の筒状花の先端が5裂し、喉部は暗紫色をしています。果実には鈎爪状の突起物があり、ささるとなかなか抜けません。果実の棘を食べたライオンが口内から棘が取れなくなり、食べ物を摂取できなくなって死んだことからライオン殺しと呼ばれます。また、葉を水に浸して揉むと出る粘液をシャンプー代わりにすることから、別名でマダガスカルのシャンプーの木と呼ばれます。同じゴマ科の植物に、アクマノツメ(悪魔の爪)と呼ばれるツノゴマ(角胡麻)がありますが、その実と同様、性質が悪いようです。
ウンカリナ・ロエオエスリアナ(Uncarina roeoesliana Rauh)は黄花ですが喉部は暗紫色になりません。ウンカリナ・ステルリフェラ (Uncarina stellulifera)はピンクの花を咲かせます。
一般名:ウンカリナ・グランディディエリ(Uncarina grandidieri Stapf )
学名:Uncarina grandidieri Stapf (ウンカリナ・グランディディエリ)
分類名:植物界被子植物真正双子葉類シソ目ゴマ科ウンカリナ属
別名:ウンカリナ、シャンプーの木、Succulent Sesame、ライオン殺しの木
原産地:マダガスカル 環境:乾燥?砂漠地帯
生活型:落葉小高木
樹高:1〜7m
葉身長: 葉形:広楕円形で先端で3裂
花序形:円錐花序 合弁花 花の出る場所:葉腋 花冠形:筒状で先端5裂 花径;5cm 開花期:4?5月 花色:黄で筒の喉部は暗紫色
果実タイプ:堅果で棘が有る 果実:2?3cm 果実形:ウニのような鈎爪がある
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