ヤハズエンドウ(矢筈豌豆)は、春、草むらや道端で普通に見られる野草で、マメ目マメ科ソラマメ属の耐寒性つる性一年草です。
花はマメ科特有の小さな蝶形をしており、スズメノエンドウ(雀野豌豆)に似ていますが、別名をカラスノエンドウ(烏野豌豆)と言うように、花はスズメノエンドウ(雀野豌豆)より大きいです。
カラスノ...といっても、カラス(烏)のように色が黒い訳ではなく、相対的に大きさが、鳥と雀の大きさに因むということです。ヤハズエンドウという名前は葉の中央が窪んだヤハズ(矢筈)形をしているから命名されましたが、若葉の頃は葉の先端は尖っています。
一般名:ヤハズエンドウ(矢筈豌豆)
学名:Vicia sepium
別名:カラスノエンドウ(烏野豌豆)
科属名:マメ科ソラマメ属
草丈:50〜100cm 開花期:4〜6月 花色:赤紫・白 結実期:5〜7月 花径:1.5cm
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