ヤマドリゼンマイ(山鳥薇)は、山野に自生するゼンマイ目ゼンマイ科ゼンマイ属ヤマドリゼンマイ亜属の夏緑性・多年生シダ類です。
ヤマドリゼンマイという名前はゼンマイ科の植物であること、褐色の細長い胞子葉をヤマドリ(山鳥) の尾に見立てたことに因みます。
一回羽状複葉で、全体に卵状披針形をしており先端が徐々に細まります。
羽片は円筒形をしており全縁で無柄です。
外側の緑色の葉は栄養葉、内側の茶褐色の葉は胞子葉と呼ばれます。
一般名:ヤマドリゼンマイ(山鳥薇)
、学名:Osmunda cinnamomeum Or. var. fokiense Tagawa
、分類名:植物界シダ植物門シダ綱ゼンマイ目ゼンマイ科ゼンマイ属ヤマドリゼンマイ亜属
、別名:デンダヤナドリシダ、Cinnamon fern
、分布:北海道〜九州の山野の湿地や湿原
、草丈:60〜100cm 採取時期:5〜6月 特徴:茶褐色の長い胞子葉、一回羽状複葉
■関連ページ
ヤマドリゼンマイ(山鳥薇)
日光植物園(2008年5月25日)
ヤ行の花図鑑
花図鑑
野草図鑑
花暦
花暦2008年
麹町便り
memo
|