シライトイソギンチャク(白糸磯巾着とは、インド洋、西部太平洋、日本では四国以南の潮流が激しいアウトリーフの岩盤に付着している刺胞動物門イソギンチャク目ハタゴイソギンチャク科シライトイソギンチャク属の無脊椎動物です。
一年中見られる大型の磯巾着で、白くて長い触手を多数出す姿は掃除道具の「モップ」のように見えます。
体色は本来は白ですが、褐虫藻を食べるので、褐色をしています。触手の先端は尖っています。
細長い触手が多数あり、クマノミやハナビラクマノミ、セジロクマノミ(背白隈魚)と共生しています。
一般名:シライトイソギンチャク(白糸磯巾着)
学名: Radianthus crispus
別名:Sea Anemone(シー・アネモネ)
分類名:動物界刺胞動物門花虫綱イソギンチャク目新磯巾着亜目ハタゴイソギンチャク科シライトイソギンチャク属
生息分布:インド洋、西部太平洋、日本では四国以南のアウトリーフ 生活環境:サンゴ礁のタイドプール外側の岩礁に付着
口磐径:50cm 全長:40cm 体形:円筒形の体からモップのような触手が出る
体色:白〜褐色 触手:細長いものが多数ある
食物:褐虫藻 生活:単独 繁殖:産卵 繁殖方法:体外受精 幼体:プラヌラ幼生
共生関係:クロハマクマノミ(学名:A. melanopus) 、セジロクマノミ(背白隈魚)、ハナビラクマノミ(花弁隈魚)
特徴:白糸状の磯巾着。雌雄異体
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シライトイソギンチャク(白糸磯巾着)
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