●ブーゲンビリア(Bougainvillea)
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東南植物楽園(沖縄)で、2003年(平成15年)10月11日
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ブーゲンビリア(Bougainvillea) は、日本では5〜10月に咲きますが熱帯地方では一年中咲いていますので南国の花のイメージが強いです。花のように見えるのは苞(ほう)で、苞が3枚集まったその中心に咲く小さくな白いものが花です。苞の色には赤や白、ピンク、橙、黄色などがあり、それぞれ単色で咲きますが、中には2色混じったものもあります。苞をじっとみると葉脈があり葉の形をしているのが分かります。苞は薄いので風に吹かれるとヒラヒラと舞います。ハワイでは門のアーチにしたり、生垣に使われています。
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一般名:ブーゲンビリア(Bougainvillea)
学名:Bougainvillea spp.
別名:イカダカズラ (筏葛)
科属名:オシロイバナ科イカダカズラ属
原産地:南米(ブラジル)
ブーゲンビリア(Bougainvillea)のページ
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●アボカド(Avocado)
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おきなわワールド(沖縄本島)で、2003年(平成15年)10月13日
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アボカド(Avocado) は、枝に沢山の深緑色の果実をならせる熱帯の常緑高木です。果実は生食できます。果実の形は、ゴーヤ−(苦瓜)がゴジラの手足(ちょっと短いですが)に似ているとするならば、このアボカドはさしずめゴジラの卵を彷彿させる形をしています(多分違うと思いますが)。
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果皮は、深緑色をしていますが、熟すと黒っぽくなります。果実は薄い外皮を剥くと、中央に1個大きくて固く丸い種がありますのでそれを包丁で取り除いて、薄黄色の果肉を食べます。果肉は、マグロのトロのようなねっちょり感があり、醤油と意外にマッチすることから、寿司のカルフォルニア巻の素材として使われています。尚、種には毒があるので食べれません。
一般名:アボカド(Avocado)
学名:Persea americana Mill.
別名:Alligator pear(ワニナシ)、バター・フルーツ、Agucate
分類名:クスノキ科Persea
原産地:メキシコ〜ホンジュラスの中米
樹高:〜20m 果実外皮色:深緑 果肉:薄黄
アボカド(Avocado)のページ、
沖縄の果物(2003)のページ
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●スターフルーツ(Star fruit)
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おきなわワールド(沖縄本島)で、2003年(平成15年)10月13日
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スターフルーツ(Star fruit) は、東南アジアを中心に温暖でやや湿度の高い熱帯各地で栽培されている5稜形の黄色い果実をつけるカタバミ科ゴレンシ属の常緑中木です。
果実を横に切ると星型になるのでスターフルーツ(Star fruit)と呼ばれたり、中国ではゴレンシ(五歛子)と呼ばれています。果実は生食やサラダの具となる他、漬物やジャム、ジュースなどの加工品として利用されます。
一般名:スターフルーツ(Star fruit)
学名:Averrhoa carambola
別名:ゴレンシ(五歛子)
科属名:カタバミ科ゴレンシ属
原産地:マレーシア、ジャワ島等の熱帯アジア
草丈:500〜1,000cm
スターフルーツ(Star fruit)のページ
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