種類: ヤマトシジミ(大和蜆)、マシジミ(蜆)
シジミ(蜆) とは、私達が普段味噌汁などの具として食べる
マルスダレガイ目シジミ科シジミ属の小型の二枚貝です。
殻表面に多数の横縞がある黒い小型の二枚貝で、蝶番の部分だけが白色です。
旬は年に2回あり、1〜2月の厳寒期の「寒しじみ」と、8月の真夏期の「土用しじみ」と言われます。
成分にビタミンB2、B12や、タウリン、メチオニンが含まれ、肝臓に良いとされます。
料理方法や用途には、味噌汁や、佃煮、シジミエキスなどがあります。
川と海との汽水域に生息し、殻の内面が白いヤマトシジミ(大和蜆、学名:Corbicula japonica)、
琵琶湖に生息し、殻の内面が薄紫色のセタシジミ(学名:Corbicula sandai)、
水田や小川などの淡水域に生息し、殻の内面が濃紫色のマシジミ(蜆、学名:Corbicula leana)、
西表島に生息する巨大なマングローブシジミ(学名:Geloina)、
外国産のタイワンシジミ(台湾蜆、学名:Corbicula fluminea)等、多種類が存在します。
ヤマトシジミの2大産地、宍道湖産と十三湖産
流通している大きい方のシジミは、ヤマトシジミ(大和蜆)と言って、
島根県宍道湖産と青森県の十三湖のものが有名です。
普段使いのマシジミ
ヤマトシジミよりさらに流通している小さいシジミは、マシジミ(蜆)で、
青森県産や、茨城産、愛知県産のものが多いです。
一般名:シジミ(蜆)
学名:Corbicula japonica
種名:ヤマトシジミ(大和蜆)、マシジミ(蜆)
分類名:動物界軟体動物門二枚貝綱マルスダレガイ目シジミ科シジミ属
分布:北海道〜本州・四国・九州〜沖縄
生活環境:汽水域や干潟の砂泥底 繁殖:雌雄異体
生活型:二枚貝
貝長:1.5〜3cm 殻表色:黒地で蝶番部分が白
身色:薄黄
発生:卵生
用途:食用 料理方法:味噌汁、大蒜や豆板醤のソティー
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memo2012
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宍道湖に小船が浮かんでいます。
宍道湖大橋の向こうにも小船がたくさん見えます。
皆集まって何をしているのでしょう?
長い竿を使って何かをしていますね。
川に入っている人もいます。
これは漁師さんがシジミを獲っているところなんですよ。
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