ハイイヌガヤ(這犬榧)

【かぎけんWEB】
ハイイヌガヤは、イチイ科イヌガヤ属の低木です。
別名:エゾイヌガヤ(蝦夷犬榧)
ハイイヌガヤ(這犬榧) とは、春、地味な花を咲かせるイチイ科イヌガヤ属イヌガヤ種ハイイヌガヤ変種の常緑匍匐性低木です。
イヌガヤ(犬榧) の変種で、北海道や本州の日本海側の多雪地帯の林床に自生するため、樹高が低く、葉幅もイヌガヤより細い。
雌雄異株の裸子植物で、雄花は球状で肌色をしており葉裏にびっしり付きます。
雌花は卵形で薄緑色をしており疎らに付きます。 葉は互生し、鋸歯は無く、針形で、葉同士が揃って密に小枝に付きます。葉先は柔らかいです。
果実は薄緑色で、完熟すると茶褐色になり、実の外種皮を食べます。
ハイイヌガヤ(這犬榧)と同じ、裸子植物には、マツやスギ,イチョウ、ソテツ、ヒノキ、コノテガシワ、イヌマキがあります。

一般名:ハイイヌガヤ(這犬榧)
学名:Cephalotaxus harringtonia var. nana
分類名:植物界裸子植物門マツ綱マツ目イチイ科イヌガヤ属イヌガヤ種ハイイヌガヤ変種
別名:エゾイヌガヤ(蝦夷犬榧)
生息分布;北海道、本州の日本海側 生活環境:多雪地帯の林床
樹高:1〜3m 
葉幅:0.2〜1cm 葉序:互生 葉の鋸歯:無し(全縁) 葉形:線形 
開花期:3〜4月 
雄花色:薄黄褐色 雌花:淡緑色 葉身:2〜5cm 

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