イヌガヤ(犬榧)とは
イヌガヤ(犬榧、、学名:Cephalotaxus harringtonia)とは、春、地味な花を咲かせるマツ目イチイ科イヌガヤ属の常緑小高木です。
雌雄異株の裸子植物です。雄花は球状で肌色をしており葉裏にびっしり付きます。
雌花は卵形で薄緑色をしており疎らに付きます。
葉は互生し、鋸歯は無く、針形で、葉同士が揃って密に小枝に付きます。葉先は柔らかい。
果実は薄桃色で完熟すると茶褐色になりますが不味い。
イヌガヤと同じ、裸子植物には、マツやスギ,イチョウ、ソテツ、ヒノキ、コノテガシワ、イヌマキがあります。
イヌガヤとハイイヌガヤの違い
変種にハイイヌガヤ(這犬榧) がありますが生息分布が異なり、ハイイヌガヤは多雪地帯に生息します。
厳しい環境にあるので、ハイイヌガヤの方が、樹高が低く、葉幅が短い。
一般名:イヌガヤ(犬榧)
、学名:Cephalotaxus harringtonia
、分類名:植物界裸子植物門マツ綱マツ目イチイ科イヌガヤ属
、生息分布:東北〜九州
、別名:ヘビノキ
、生活型:常緑小高木 雌雄異株
、樹高:5〜10m 樹皮:暗褐色
、葉幅:0.2〜1cm 葉の付き方(葉序):互生 葉の鋸歯:無し(全縁) 葉形:線形
、開花期:3〜4月
、雄花色:薄黄褐色 雌花:淡緑色 葉身:2〜5cm
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イヌガヤ(犬榧)
ア行の花図鑑
樹木図鑑
城ヶ崎の花
花暦Spcecial版
花暦2008年
花暦
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雄花枝-葉(裏面)
雄花と雄花序
雄花枝-葉(表面)
イヌガヤ(犬榧)、
2008年3月30日、いがいが根駐車場裏で
●撮影場所
城ヶ崎自然研究路で
城ヶ崎貸し別荘の庭で、2015年9月26日、27日
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